米国雇用統計

パッとわかる!今回のポイント

9月の非農業部門雇用者数は前月から減少の8.5万人増を予想!

時間給賃金の改善が見られるのかに注目!

前回の雇用統計は予想を下回る結果でしたが、9月FOMCでは、バランスシートの縮小開始が発表され、年内あと1回の利上げを行う可能性が再び高まりました。8月の雇用統計が弱かった理由としては、季節要因から8月の統計は減少しやすいとの見方によるものです。しかし、労働市場は依然良好だと判断されているようです。9月雇用統計では、市場予想から大きくかい離しない限りFRBの利上げペースの変更には影響しないと思われます。ただ、米国を襲ったハリケーンの影響には注意が必要です。また、時間給賃金の動向が米国労働市場の注目点であることには変わりがないため、今月も要注意です。

グラフ:米雇用統計非農業部門雇用者数 グラフ:米雇用統計米時間給賃金 前月比 グラフ:米雇用統計米時間給賃金 前年比
3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月
(予想)
非農業部門 雇用者数 +5.0万人 +20.7万人 +15.2万人 +23.1万人 +20.9万人 +15.6万人 +8.5万人
失業率 4.5% 4.4% 4.3% 4.3% 4.3% 4.3% 4.4%
時間給賃金 前月比 0.1% 0.2% 0.2% 0.2% 0.3% 0.1% 0.3%

前回の米国雇用統計のおさらい

8月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が15.6万人増と予想を下回る内容に。また、6・7月の雇用者数も下方修正。

8月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が18.0万人増加予想のところ、前月比15.6万人増加となりました。6月と7月の雇用統計結果が合わせて4.1万人が下方修正され、雇用者数は弱い数字となりました。また、失業率が6月の4.3%から4.4%に悪化しました。低調な内容だったものの、8月は通例悪化する傾向があるとの声もあり、全体的な状況に対する見方を変えるものではないとの見方が多いようです。

※米ドル/円1時間足のチャートより抜粋

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米国雇用統計とは?

米国の労働省が毎月発表する経済統計のひとつです。失業率や非農業部門就業者数、週当たり平均賃金など労働市場の情勢を見る十数項目のデータが盛り込まれています。米国の景気動向を測る上で最も重要な指標で、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策決定に影響を与えます。

雇用情勢の変化は個人所得や個人消費などに波及するので、為替市場や株式市場の材料となります。発表前からマーケット参加者に注目される度合いが高く、通信社などによるエコノミスト調査の予想値に基づいて相場が動くこともあります。

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